fc2ブログ

和茶美庵wasabian 和茶美の会 茶道鳳門

茶道について(茶会や茶道教室のこと)、「和茶美の会」茶会の案内・ご報告、和風な体験、着物を楽しむイベント情報を紹介しています。

<< 2013-01- | ARCHIVE-SELECT | 2013-03- >>

| PAGE-SELECT |

>> EDIT

三つ目ぼたもち

今日実家に親戚のおじさん、おばさんが吉報を告げに来訪。
従弟に子供が生まれたそうです。

そして、その報告とともに持ってきてくれたのが「三つ目のぼたもち」

三つ目

三つ目2
「三つ目ぼたもち」豊月堂製

と~っても大きな「ぼた餅」で、私はこれを見たのは初めてですっ!!


子供が生まれて三日目に近所、親戚に大きなぼた餅を配るものだそうで、
「三つ目ぼたもち」と言われているそうです。


三つ目3

三つ目4

ハンバーグのような大きさです。

普通の大きさの4倍くらいでした。


昔はこのような風習が地域的にあったようですが、父母も久しぶりに「三つ目ばたもち」をいただいたと喜んでおりました。

どういう風習だったのか?調べてみると、

***いわれ***
・母乳が良くでるように、食欲の出てきた産後三日目に小豆・餅を母親に食べさせた。そのおすそ分けを近所へ配った。(大多数がこの意見)
・子どもが生まれると村中へ挨拶廻りを行い、これで子供が認知された。 このとき「おはぎ」を添えた。
・小豆の「赤色」は悪霊を祓うとの陽力があると言われている。子どもの健やかな成長を願って「おはぎ」を作った。

「三つ目牡丹餅」のHPより
千葉県市原市姉崎地域にお住まいの方から情報を得ました。

地域性もあるようですが、この後生後七日目には「御七夜」と言って、子供の名前を添えて鶴の子餅をお配りするようです。

また、父母からの情報ですが、ぼた餅をいただいた重箱をお返しする際には、マッチを入れてお返ししたようです。

今となっては不思議なことも多いのですが、
縁起物ですから、大きなぼた餅のお裾分けに遭遇できて、幸せでした(^。^)





| お菓子なノート(和菓子&スウィーツ) | 23:49 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

| PAGE-SELECT |