「井戸茶碗」戦国武将が憧れたうつわ展
先月から根津美術館にて開催中の「井戸茶碗」展
漸く見に行くことが出来ました。

これほど多くの井戸茶碗ばかり集めた展示はなかなかないということでか、平日でも多くのお客さんがいらしてましたね。
何と言っても超目玉、国宝「大井戸茶碗 銘 喜左衛門」をはじめ、74点もの素晴らしい井戸茶碗が並んでいることに驚きを隠せません。
「すっご~い
よーく見ておかなくっちゃっ♪」と意気込んで鑑賞開始。
井戸茶碗とは、肌の色の微妙な違いはありますが、枇杷色を基本とする大ぶりのお茶碗です。
16世紀頃桃山の時代に朝鮮半島から渡来した高麗茶碗と呼ばれる茶碗の一種で、当時から珍重された茶碗なのです。
名だたる戦国武将もこの器に魅了され、乱世のひと時を茶の湯に興じて過ごしたようです。
時代を重ねた景色を見ると、この茶碗で武将たちが茶を飲む姿を想像できる重厚さを持っていました。
そうかと思えば、「有楽」のように気高い品のようなものを感じるものもあり、同じ茶碗なのに表情がまったく違うものを見ることが出来て楽しかったです。
喜左衛門井戸の内側は化石のような景色でした。
荒々しいようで、動じない風格、見ているとゾクッとします。
印象の強いお茶碗でした。さすが国宝
です。
こんな展覧会はめったにない機会と思い、丁寧にひとつずつお茶碗鑑賞して行きました。
しかしこれだけの数の井戸茶碗、真剣に見るにはかなりのエネルギーが必要です。
集中力も最後までは続かず、途中で消化不良を起こしてしまった…(^_^;)
頭の中いっぱいいっぱいになっちゃうものぉ
また少々飽きてきます。
休憩をはさみ、ちょっと気分転換しながら、ゆっくり見させていただきました。
形の違いやそれぞれの特徴を比べることが出来て、実りある時間でした(^^)
しかーし、会場に並ぶ地味ぃーなこの茶碗の魅力って何だろう?
きれいな絵付けや色もなく、枇杷肌の小さい器の○○がいい、これが最高だーと愛でる日本人ってどうなの?
この感性は海外の人に理解してもらえるのかなぁと主人に質問したりして。
奥の深さを語りつくせぬ、時代を感じるお茶碗たちでした♡
漸く見に行くことが出来ました。

これほど多くの井戸茶碗ばかり集めた展示はなかなかないということでか、平日でも多くのお客さんがいらしてましたね。
何と言っても超目玉、国宝「大井戸茶碗 銘 喜左衛門」をはじめ、74点もの素晴らしい井戸茶碗が並んでいることに驚きを隠せません。
「すっご~い

井戸茶碗とは、肌の色の微妙な違いはありますが、枇杷色を基本とする大ぶりのお茶碗です。
16世紀頃桃山の時代に朝鮮半島から渡来した高麗茶碗と呼ばれる茶碗の一種で、当時から珍重された茶碗なのです。
名だたる戦国武将もこの器に魅了され、乱世のひと時を茶の湯に興じて過ごしたようです。
時代を重ねた景色を見ると、この茶碗で武将たちが茶を飲む姿を想像できる重厚さを持っていました。
そうかと思えば、「有楽」のように気高い品のようなものを感じるものもあり、同じ茶碗なのに表情がまったく違うものを見ることが出来て楽しかったです。
喜左衛門井戸の内側は化石のような景色でした。
荒々しいようで、動じない風格、見ているとゾクッとします。
印象の強いお茶碗でした。さすが国宝

こんな展覧会はめったにない機会と思い、丁寧にひとつずつお茶碗鑑賞して行きました。
しかしこれだけの数の井戸茶碗、真剣に見るにはかなりのエネルギーが必要です。
集中力も最後までは続かず、途中で消化不良を起こしてしまった…(^_^;)
頭の中いっぱいいっぱいになっちゃうものぉ

また少々飽きてきます。
休憩をはさみ、ちょっと気分転換しながら、ゆっくり見させていただきました。
形の違いやそれぞれの特徴を比べることが出来て、実りある時間でした(^^)
しかーし、会場に並ぶ地味ぃーなこの茶碗の魅力って何だろう?
きれいな絵付けや色もなく、枇杷肌の小さい器の○○がいい、これが最高だーと愛でる日本人ってどうなの?
この感性は海外の人に理解してもらえるのかなぁと主人に質問したりして。
奥の深さを語りつくせぬ、時代を感じるお茶碗たちでした♡
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